ドイツ軍レーションに同梱されている「装甲板ビスケット」のミニレビュー



さて今回は前回のドイツ軍レーションの実食レビューの中に出てきた「装甲板ビスケット」とは何かということを紹介しようと思います。パッケージはご覧のようにアルミパッケージで中のクッキーがしけってしまわないようになっています。

このビスケットの正式な名前は”Hartkeks”で別名が”Panzerplatten”となります。日本語に翻訳するとそれぞれ「堅パン」、「装甲板」といった意味になります。つまりこのビスケットは装甲板のように固いビスケットということになりますが、実際に食べてみるとあまり堅くなく、日本の乾パンよりもずっと柔らかいです。

原材料名の一覧です。英語とドイツ語で併記されています。アレルゲン食品の表示もされています。

右下のところに少し見えにくいですが”PRODUCT OF EU”と書かれており、EU圏のどこかで製造されていることが分かります。

賞味期限の記載です。恐らく製造日は2016年と思われますがそれから4年ほど大丈夫ということになり、保存食として利用することも可能です。

装甲板ビスケットのパッケージ違いのものがいくつかありますが、ここではその一つを紹介します。これは「TREK’N EAT」というものです。中身は装甲板ビスケットと変わらないです。

このビスケットも製造国はEUとなっています。

実食

では早速開封して中身を見てみましょう。中には前回食べたドイツ軍レーションと同じくご覧のようにビスケットが厚紙で囲まれています。ビスケットは全部で12枚入っています。

ビスケットの形はこんな感じです。前回食べたドイツ軍レーションに入っていたものは形状が長方形に近い正方形でしたが、こちらはちゃんとした正方形です。見た目は自衛隊の大型乾パンに似ています。そもそも今現在の乾パンは昭和に入ってからドイツのハードビスケット(今紹介しているようなもの)を参考にして作られたようなので似ているのかもしれません。

早速食べてみると乾パンとは違い柔らかく普通のビスケットと同じ感覚で食べられます。味は味のないマリービスケットといったところで程よく甘味があり食べやすいです。あとわずかですがバターのコクのようなものも感じられます。欠点としては写真のように砕けてしまうことぐらいでしょうか。

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