WWⅡ米軍CレーションのBユニット(リプロ品)のミニレビュー



さて今回は前回のDレーションと同じ第二次世界大戦時のレーションであるCレーションのBユニットについて取り上げます。Cレーションは今でいうMREの立ち位置にあるレーションだと考えていただけると良いかと思います。

缶の印字を拡大したところです。Cレーションは主食であるMユニットと、クラッカーなどが入っているBユニットがあり、それぞれを1つずつ組み合わせて1食分としました。今回紹介するのはクラッカーなどが入っているBユニットとなります。

缶の側面です。ご覧のように無塗装となっています。普通ならばコーンビーフのように巻き取り式で開封するのですが、どういうわけかこのリプロ品はそうなっていません。

缶の裏側です。普通ならば開封するためのキーが付いているのですが付いていません。

前回紹介したDレーションと比較したところです。長さはDレーションと同じですが缶詰なのでかなり嵩張ることが分かると思います。余談ですがこのBユニットはDレーションと同じ所のリプロ品です。

では早速開封して中身を見てみましょう。開封する手段が付いていないので手持ちのP38缶切りを使って開封します。缶切りについても後々紹介記事を書こうと思っています。

缶を開封したところです。砂糖やキャンディー、インスタントコーヒーが入っています。

それらを取り出したところです。クラッカーがありその上にパラフィン紙のような紙が載せてあります。缶詰のためか今のレーションと違い中身が階層状になっています。

缶とクラッカーの位置関係です。衝撃吸収のスペーサーが入っていないのでクラッカーが割れてしまいそうです。

中に入っていたインスタントコーヒーのパッケージです。今回は紹介しません。

中に入っていた砂糖のパッケージです。砂糖は角砂糖となっています。

これがBユニットの中身です。お菓子のような構成です。

クラッカーはクラッカーというよりもマリービスケットのような感じで、市販品を使用しているような気がします。

キャンディーは左下から順にブドウ味、クランベリー味、オレンジ味、イチゴ味だと思います。キャンディーは香料が控えめであっさりとしており、かなり美味しいです。これも市販品なのでしょうか。

角砂糖は普通の角砂糖ですが、長方形になっています。これも市販品なのでしょうか。

総評

今回はCレーションのBユニット(リプロ品)を紹介しましたが、前回のDレーションと同じく設計が古いのとカロリーを上げるためにキャンディーや砂糖が入っているためかお菓子のような印象を受け、主食のMユニットがあっても連食には不向きな感じがします。ですが単体での味は美味しいものでした。

次回はMCIのB-1ユニットのミニレビューをしていこうと思います。

スポンサーリンク





シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク