製造日2018年9月5日:ドイツ軍新型24hレーション「Type2 Western」実食編



さて今回は前回の続きで開封したドイツ軍24hレーションを食べてみようと思います。例によって3食に分けますが、今回のレーションには朝昼晩に何を食べればいいのかということは書いてありませんでしたので、適当に3食に分けて食べたいと思います。

実食

朝食

これが朝食のメニューです。これらを開封すると...

こんな感じになりました。バニラケーキが本格的ですね。

ビスケットは前回のものと同じです。

トマトソース入りツナパテの缶を開けたところですが、ご覧のようにツナパテはフランス軍レーションのものよりもきめ細かくすりつぶされており、ゼリー状に固まっています。味は甘めで酸味が少なめのトマトソースにツナが入っているような感じで、ツナの食感はあまりしません。フランス軍レーションのツナパテのほうがいいです。

このようにツナパテがペースト状になって固まっています。固さは固すぎず柔らかすぎずといったところです。前回のレバーパテと同じくこのパテも砂糖味のビスケットには合いません。

バニラケーキは少しパサつきがありますが、甘めでバニラの味が強くバターのようなものも入っているためかコクがあり、MREのものよりも本格的でなおかつ味も大違いです。

レモンジュースを水に溶かす前はこんな感じで、これに250mlの水を加えると...

こんな感じになりました。量が少ないので2袋入れて500mlにしても良いと思います。

昼食

これが昼食のメニューです。これらを開封すると...

こんな感じになりました。前回のものと同じくボリューム満点です。

ミートボール入りトマトソースはトマトソースにミートボールやジャガイモ、トマトなどが入っているもので、トマトソースは酸味や塩分が控えめで少しスパイシーです。ミートボールは牛ひき肉の細引きでジューシーです。ジャガイモは煮崩れせずしっかりとした食感が残っています。フランス軍レーションにありそうなメニューです。

ピーチジャムとダークチョコレートは前回のものと同じです。

紅茶のパックを開けたところです。これにお湯を注ぐと...

こんな感じになりました。いつもの紅茶です。

夕食

これが夕食のメニューです。これらを開封すると...

こんな感じになりました。主食はボリューム満点ですが副食類のバリエーションが少ないですね。

ポークグヤーシュとパスタですが、ベースが昼食の主食のトマトソースのようなものでそれにパスタと豚肉が入っています。なので昼食と少しかぶり気味ですが、豚肉の歯ごたえは抜群で牛肉のように感じられパスタも弾力があります。

レバーパテは前回のものと同じです。他国のものと比べて油分や塩分が多めなのはドイツ軍仕様といったところでしょうか。



総評

今回はこのレーションがスペイン製だというのが分かった後の紹介でしたが、ドイツ軍レーションとほとんど変わらないように感じられ、この会社が製造しているポルトガル軍レーションなどがこのレーションとどのように違うのかを紹介したいと思いました。ですが副食類やドリンク類のバリエーションが少なめで、その辺りは従来の箱型のレーションの方がバリエーションが豊かです。そもそもこの新型レーションはメニュー数が少なく、従来のものを置き換える意図は無いようです。

さて次回は本命の箱型ドイツ軍24hレーションを紹介したいと思います。

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