賞味期限2020年6月15日:ドイツ軍24hレーション メニューNO1



さて今回は箱型のドイツ軍24hレーションのメニュー1を紹介したいと思います。

開封

これが主食類です。左上から時計回りにレンズ豆とソーセージの煮込み、ライ麦パン、ビスケット、ビーフとポークのグヤージュです。今回のドイツ軍レーションは前回紹介したものと違い、主食がアルミトレイのパックに入っているもので、こちらが通常の主食の形式となり昔からあるものとなります。

これが副食類です。左上から時計回りにライムペッパー味のツナ、ビーフパテ、チェリージャム、スグリジャム、チリペッパー味のスフレット、レバーパテです。前回紹介したものは主食がフリーズドライで凍結を防ぐためか副食類は入っていませんでしたので、どのようなものなのか楽しみです。

これがデザート類です。左上から時計回りにビーフジャーキー、カカオクッキー、ごまバー、チョコレートが2本です。楽しみだったエナジーバーは入っていませんでした。

これがドリンク類です。左上から時計回りにオレンジジュース、グレープフルーツジュース、カプチーノ、野菜スープが2袋、レモンジュース、マンゴージュースです。今回はカプチーノとグレープフルーツジュースとオレンジジュースを飲んでみようと思います。スープはどのようなスープなのか気になるところです。

左から付属品類のパック、マッチです。マッチは前回は付属品類のパックに入っていましたが、今回は別々になっていました。

左から注意書きの用紙とレーションのメニュー表で、どちらもドイツ語で表記されています。注意書きの内容はビスケットの特定のロットを食べてはならず、特定のロット以外のものも食べる前に異常がないか確認するようにという内容です。幸いなことに、このレーションに入っていたビスケットは特定のロットには該当しませんでした。

注意書きの用紙とレーションのメニュー表の裏側で、注意書きは英語、メニュー表は英語とフランス語で表記されています。注意書きの文章の位置がずれています。

実食

朝食

これが朝食のメニューです。これらを開封すると...

こんな感じになりました。まずまずの量ですね。

最初にドイツ軍レーションを食べた時以来のライ麦パンですが、普通のパンとは違いライ麦を固めてスライスしたもので、酵母の酸味ともさもさとした食感が特徴です。そのままだと食べにくいですが、ジャムと一緒に食べるとビスケット以上に相性が良いためかかなり美味しく食べることができるのでお気に入りです。

チリペッパー味のスフレットの中身はチリペッパー味のチーズスフレットでした。チリペッパーは後から来ますがあまり辛くはありません。チーズはチェダーチーズのようですがMREのものとは違いボソボソとして塩分が少し強めですがあっさりとしており、チリペッパーが入っていない方が美味しいような感じがしました。

ツナは普通のライムペッパー味で特に変わったものではありませんでした。

野菜スープをお湯に溶かす前はこんな感じで、これに250mlのお湯を加えると...

こんな感じになりました。普通のインスタントのコンソメスープですがコンソメの味は濃い目で、パセリの味がしっかりとしており良いアクセントになっています。底に沈んでいるのは小さい粒状にカットされた野菜です。

カプチーノをお湯で溶かす前はこんな感じで、これに150mlのお湯を加えると...

こんな感じになりました。カプチーノはコーヒーの味が強めでミルクや砂糖の味は薄いので、お好みで砂糖を足してもいいと思います。

昼食

これが昼食のメニューです。ジュースはグレープフルーツジュースにしました。これらを開封すると...

こんな感じになりました。ボリューム満点です。

レンズ豆とソーセージの煮込みは新型のものとほとんど同じものですが、こちらの方が味がはっきりとしており2本のソーセージもジューシーで歯ごたえがあり、総じてこちらの方が美味しい印象を受けました。やはり本場のドイツ軍レーションは違いますね。

ビスケットはミニレビューをしていますが、味のないマリービスケットのような感じなので主食やパテ類によく合います。レバーパテはレバーとは思えないほどコクがある上にレバーのクセもないです。恐らく今まで食べたレバーパテの中で一番美味しいのではないでしょうか。新型のものとは比べ物になりません。チェリージャムはかなり甘く酸味が強いので、ライ麦パンとよく合います。

ビーフジャーキーは前回のものと同じです。

グレープフルーツジュースを水に溶かす前はこんな感じで、これに500mlの水を加えると...

こんな感じになりました。見た目ではグレープフルーツジュースに見えませんが味は普通のグレープフルーツジュースで、さっぱりとした味わいで主食やビスケットとよく合います。

夕食

これが夕食のメニューです。ジュースはオレンジジュースにしました。これらを開封すると...

こんな感じになりました。昼食と同じくらいのボリュームです。

ビーフとポークのグヤージュの具材は肉類の他にジャガイモやニンジン、グリーンピースなどが入っており、独特のとろみのあるトマトソースが特徴です。味はトマトソースの味がはっきりと分からないのでうまく言い表すことが出来ませんが、昼食とは違った美味しさです。

ビーフパテは昼食のレバーパテのような通常のパテではなく、どちらかというとハムのようなものです。味はビーフパテとありますがボークパテのようなクセのないあっさりとした味わいで、スパイスが効いておりとても美味しいです。スグリジャムはブルーベリージャムのような味で、スグリの実がそのまま入っています。昼食のチェリージャムのような酸味や甘さは控えめなので食べやすいです。

カカオクッキーは前回のものと同じです。

オレンジジュースを水に溶かす前はこんな感じで、これに500mlの水を加えると...

こんな感じになりました。味は普通のオレンジジュースで、さっぱりとした味わいで美味しいです。

総評

今回は念願の通常の主食がアルミトレイのドイツ軍24hレーションでしたが、期待を裏切らないものでした。主食類や副食類、ドリンク類などのクオリティは他国のレーションを凌駕しており、ここまで来るのに回り道をした甲斐があるものでした。欠点としては発熱材やスプーンが付属していない点やフランス軍24hレーションに比べて少しかさばる点ぐらいです。

次回は新型のイギリス軍24hレーションか初紹介となるイタリア軍24hレーションのどちらかになる予定です。

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