製造日2016年10月:イギリス軍24hレーション メニューNO1 開封編



さて今回は初紹介となるイギリス軍の24hレーションのメニュー1を紹介したいと思います。賞味期限は箱には記載されていませんが中のものの賞味期限は大体が2019年になっているので実質的には製造日から3年ほどは大丈夫ということになります。

イギリス軍の24hレーションはご覧のように段ボール箱の形式になっています。フランス軍のようなペラペラのものではなくしっかりとした材質のものです。ですが最新のイギリス軍の24hレーションはMREのようなクリーム色のビニールパッケージに入ったものとなっているようです。これから箱の各面の説明をしていきます。

レーションによく書いてある転売禁止の文言です。

レーションの食べ方が書いてあります。

これがイギリス軍の24hレーション独特?のもので、このレーションを食べてどうだったかを同封されている用紙に書いて送ってねというものです。そしてその意見が将来のレーションの改良に役立つというものです。これは他国のレーションにはないものですね。

箱の上面には転売禁止の文言があります。

箱の底には何も記載されていません。

恒例のフランス軍レーションとの比較です。箱の形は違いますが容積は同じぐらいだと思います。

開封

では早速レーションを開封してみましょう。中にはレーションのパックや付属品類が所狭しと入っています。フランス軍レーションと同じくパッケージは外側の箱だけの一重構造です。なので中身は外気に触れています。

これが主食類です。上から時計回りに豆とパスタのサラダ、ひよこ豆のカレー、プレーンライスです。イギリス軍のレーションの主食はご覧のようにレトルトパックに入っているのが特徴です。

そして気になった点がプレーンライスがタイ製だということです。詳しく紹介していませんでしたがフランス軍レーションでも主食がイタリア製だというのはありましたが、これはタイ製でイギリスから見てかなり遠い場所になります。補給上の問題はないのでしょうか。

これがデザート類です。左上から時計回りにミューズリー、ローストピーナッツ、マンゴーケーキ、ごまバー、アップルピーチジュレ、オートミールクッキーです。デザートの量が他国のレーションに比べると多めです。

左からチーズスフレット、ピーナツバター、瓶入りタバスコです。どれもMREに入っているものと似ています。タバスコだけは瓶入りでこれは古いバージョンのMREに入っているタイプのものですが。ただしパッケージが少し違います。

裏面の記載も異なります。

やはりこのスプレッド類は米国製だということが分かりました。それにしてもビスケットのようなスプレッドを塗って食べるものがないのにどうすればいいんでしょうか。

これがドリンク類です。左上から時計回りにトロピカルジュース、ミックスフルーツジュース、エナジードリンク、ラズベリージュース、ミントチョコレートドリンクです。他国のレーションに比べてドリンクの量が多いですね。

左からティッシュペーパー、付属品類です。

これが付属品類の袋の中身です。いろいろなものが入っています。中でも疑問なのがマッチで、固形燃料がレーションに付属していないのにあります。恐らく別支給の固形燃料を点火するためのものでしょう。どちらにしろこのレーション単体では主食を温められないということになります。

それに加えてスプーンも妙な形をしており、柄の部分がカーブしています。MREに入っているスプーンの方が使いやすそうです。しかも一つしか付属していません。

左からこのレーションと同じ2016年製造のBox Aのイギリス軍レーションの他のメニュー表、このレーションへの意見の書き込み用紙です。Box AというのはMREでいうcaseAのようなもので、ある一定の量のレーションをまとめているものです。Box Aの他にBox Bがあります。

これらの用紙の裏です。先ほどの写真でもありましたが、意見の書き込み用紙の提出方法がSNSということに驚きますが、さらに驚くことは意見の書き込み用紙を提出すると抽選で賞品が当たり、その賞品がiPodかAmazonギフト券ということです。このレーションに関する意見を記入して提出すると抽選で賞品が当たるというのは面白いです。

実食編へ続く

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