書評:オールカラー最新軍用銃辞典



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画像が良かったら文章も良いとは限らないという一例がよく分かる本である。

まず聞いて驚くのがこの本の値段である。そのお値段なんと5000円!!表紙を見ればなんとまぁきれいな銃の写真が!これはさぞかし名著に違いないと思い購入した...

そして届いてみるなり読んでみると最初のページから知らない銃が目白押しである。特に中華製や東欧製の銃が豊富だった。だが読み進めていくうちにデータの間違いに気が付いた。その中でも特に大きな間違いだと思われるのが「グレネードランチャー」の項にあるLAG40 SB というオートマチックグレネードランチャーのスペック表である。重量が1650gで装填数が1発と書いてある。明らかに違う。調べてみると(ry

他にも翻訳家っぽい文章の書き方など、どうしても読み物というよりは資料となっているこの本なのだが、中華製と東欧の銃については日本語版のウィキペディアに載っていないものばかりなので、もしそのような銃に興味をお持ちであるならば、この本を手に取ってみることをお勧めします。そして面白い銃を見つけたら、インターネットで調べてみるとさらにその銃に対する知識が深まると思います。

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